3つの氣質の使い分け

人は無意識に氣質を使い分けている 氣質学の活用方法
人は無意識に氣質を使い分けている

3つの氣質の使い分け

前回までの3回に渡り数字と形と色の意味をそれぞれ説明したので、今日からはその使い方を書いていきたいと思います。

第1から第3氣質を人はどの様に使い分けているのでしょうか。

ある人の氣質を例に説明しましょう。

おさらい【3つの氣質の意味】

氣質には第1、第2、第3の3つの氣質がありました。

第1から第3氣質、それぞれの役割があります。

第1氣質の役割

第1氣質は

本当の自分、マインド、意思決定、価値観を表します。

この状態でいられる時が一番自分らしい時です。

仕事が終わって帰宅後、家族との夕飯と入浴を済ませ書斎へ飲み物を持って籠る。

就寝までのしばらくの時間は自分だけの時間。

とても安心でほっとする時間。

この様な時に顔を出すのが第1氣質です。

他人の目を気にしないでいい、素の自分が第1氣質に出るのです。

第2氣質の役割

第2氣質は対人対応や第1印象など、人と関わる時に出る氣質です。会社や学校ではこの第2氣質が出ていると考えられます。

今日は大勢の前でプレゼンをする日。

とても大切なので資料は準備万端整えました。

相手の好印象を持ってもらえる様氣を配ります。

こんな時に顔を出すのは第2氣質です。

自分以外の人と関わる時に強く出る氣質です。

第3氣質の役割

第3氣質は集中モードの時や究極の選択をする時、怒りのポイントなどで出る氣質です

仕事で判断を迫られる場面のような時に出る氣質です。

仕事の取引先から問い合わせの電話が。

お客様の会社に向かう途中ではありますが

この場で答えないと納期が遅れることになります。

素早く判断して取引先に指示しました。

この様な素早い判断を必要とする時等に出るのが第3氣質です。

人は状況に応じてこの3つの氣質を使い分けています。

3つの氣質の出る場面

では、下の画像をご覧下さい。

ある人の氣質

ある人の氣質

 

この人の氣質は

氣質数ー3

第1氣質ー四角赤

第2氣質ー丸水色

第3氣質ー四角緑

です。

3つの氣質の特徴

この人のそれぞれの氣質の特徴もおさらいしておきましょう。

第1氣質の四角赤は

シンボル □ は『安』の人・・・現実的安心・安定がテーマ 

カラー 赤色 は『行動力・強い意志・ダイナミック・勇氣・忠実・現実的』のイメージです。

性 格

いつでも、どこでも全力投球。人生おしゃれに楽しくがテーマの人。

好奇心旺盛。短氣決戦型。向上心が強く《知性派》の人。プライドも高く責任感も強い。

だからと言って堅苦しい雰囲氣や真面目過ぎることもなく、ヤンチャな感じの楽しい人。

おしゃれで器用な人氣者。

少しズルイところもありますが、根が単純なのですぐバレる!

予期しない障がいに弱い。

第2氣質の丸水色は

シンボル ○ は『和』の人・・・人間関係がテーマ 

カラー 水色 は『真実・知的・第六感・テレパシー・理性的・冷静』のイメージ

痛いトコ痒いトコに手が届く氣配り名人。 情報と人脈が財産の社交人。人類愛の心優しきサポーター 

性 格 

世のため人のため、みんな倖せ!がテーマな人。

一本氣で頑固者。妥協や我慢、命令や強制もキライ。

だからといって威圧的でも攻撃的でもない、みんなと仲良くワイワイと楽しむ事が

大好きな寂しがり屋さん。

追及能力はピカ一。知識を深めるコトに喜びを感じる学者タイプ。情報収集のプロ。

なんせ、人の氣付かない所に目と手が届く氣配り屋さんのためか、小さい事が氣になるタイプ。

かなりの心配大王。

第3氣質、四角緑は

シンボル □ は『安』の人・・・現実的安心・安定がテーマ 

カラー 緑 は『向上心・成長・教え・癒し・働き者・物質主義』のイメージ

かなりの実力者。 堅実・安定・忍耐を武器に頑張りキャラの正義の味方 

性 格

失敗のない確実な安定がテーマの人。マイペースで基本に忠実なリスク優先型。

今までの経験を財産にトコトン考え込んで行動に移す守りのスタイルが特徴の

どっしりしたリーダー。

優れた《観察力》《判断力》《分析力》を持ち、何事も全体的なバランスを大切にします。

面倒見のいい責任感の強い人。

言葉の印象に左右されるタイプなので、言い方間違えるとかなり恐い人。

この様にそれぞれ違う特徴の氣質を一人の人間が持っています。

この違う氣質が時と場合に応じて出たり引っ込んだりするなんて、ちょっと想像つかないですね。ジキルとハイドみたいで信じられないと思う人もいるかもしれません。

人が氣質を使い分ける場面

この氣質を持つ人の職場での思考や行動の傾向を仕事でよくある場面を例に考えてみます。

人は無意識に氣質を使い分けている

人は無意識に氣質を使い分けている

 

『今日は大切な会議の日。①昨日は少し残業しましたが集中できたので頭の中の整理はばっちり、パワーポイントで作った企画書も完璧だと思えます。事前準備をしっかり済ませたおかげで本番のプレゼンは上手く行きました。上司の反応も悪くありません。ひとつ他部署のメンバーから要望が出ました。それは②企画の内容とズレるものでしたが、上司に話しの間に入ってもらい落とし所を慎重に話し合い、合意に至りました。

昨日は少し残業しましたが集中できたので頭の中の整理はばっちり

残業時間のように電話応対や会議に時間を取られる事のない時は自分の世界に入り込めるので第1氣質が出ます。そして、集中して企画を練りこんでいる時は、集中モードで出る氣質の第3氣質で仕事をしています。

具体的に形にする事が得意な四角さん。短氣決戦型で向上心が強い。そしてプライドも高く責任感も強い四角赤氣質で残業時間に集中して企画を練り上げた事が伺えます。集中して考えている間には第3氣質が顔を出し、リスクを潰し、想定される質問の答えを考えながらメンバーみんなの仕事のしやすさも考えていたと思われます。

企画の内容とズレるものでしたが、上司に話しの間に入ってもらい落とし所を慎重に話し合い、合意に至りました。

一存では決められないような事があった場合、周りの助けを求め、また助け舟を出してもらいやすい氣質が『和』を大切にする丸さんです。また自分と違う意見にも耳を傾け、公平な視点でいようとします。丸グループの中でも水色の人は、違う意見が出る時には今までの積極さがどこへいってしまったのかと思う位に静かになってしまう傾向も持っているので、上司に間に入ってもらったのは良い方法でした。

無意識で氣質を使い分けている

この例の様に、人は無意識に氣質を使い分けています。

氣質学を知る事で無意識だった氣質の使い分けを意識する事ができるので、いざという時の対処法も考えられる様になるのです。

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