五月病かな?と思ったら氣にしたほうが良い事。

ゴールデンウィークの様な長い連休が明けると、その後出勤するのがおっくうになる事があります。

「仕事行くのいやだな」とか

「仕事こなせるかしら?」なんて不安になったり。

そんな気持ちで休み明けの朝、出勤した方も多いのではないでしょうか?

薫風に吹かれながら通勤出来るこの季節は1年の中でも一番気持ちの良い季節と言っても良いはずなのに気分が乗らないのは何か心にひっかかる事があるからかもしれません。

薫風の季節なのに氣が落ちるのはなぜ?

薫風の季節なのに氣が落ちるのはなぜ?

この時期の下記の様な状態を「五月病」なんて言います。

  • なんとなく気が滅入る
  • 気分が落ち込む
  • 気分が乗らない

こんな症状を訴える事が多い様ですが、上記の3つの例全てに「気」の字が入っている事に気が付きましたか?それぞれ

気が

  • 滅入る
  • 落ち込む
  • 乗らない

といった、気が活発でない状態になっています。

「病は気から」という言葉がありますが、これはどんな意味かご存じでしょうか?

まず辞典で「気」を引いてみます。

[気]

  1. 生まれつきもっている心の傾向。性質。性格。 「 -が小さい」 「 -のいい人」
  2.  物事に積極的に立ち向かう心の動き。意欲。 「 -がはやる」
  3. 物事に引きつけられる心の動き。関心。 「彼女に-がある」 「 -をそそる」
  4. 物事に対してもつ,または物事に影響を受けて変わる感情。情緒。 「 -が沈む」 「 -が変わる」 「 -を楽にする」 「 -が滅入(めい)る」
  5. 外界を認識し,外界と自分との関係を理解する心のはたらき。意識。 「 -を失う」 「 -を確かに持つ」 「 -が狂う」 「 -が付く」
  6. 物事をうまく運ぶために,状況を的確にとらえる注意力。配慮。 「 -が回る」 「 -を付ける」 「 -を遣う」 「 -にとめる」 「 -が散る」
  7. 物事をなしとげるために心を支え動かす力。気力。 「 -を挫(くじ)く」 「 -がゆるむ」 「 -は天を衝(つ)く」
  8. ある物が含みもっていて,その物を生かしている目に見えないもの。特に,味わいや香りをいう。 「 -の抜けたビール」 「樽(たる)に酒の-が残る」
  9. 目には見えないが,空間に立ちこめているもの。精気。 「山の-を胸いっぱいに吸う」
  10. その場に広がっている感じ。雰囲気。 「会場は厳粛の-に満ちている」
  11. (連体修飾語を受けて)
    ア:これから何かをしようという気持ち。つもり。 「彼を助ける-はない」 「これからどうする-か」 「あそこから飛びおりる-だ」
    イ:実際はそうでないのに,そうしたような気持ち。つもり。 「死んだ-になって努力する」 「天下を取った-でいる」
    ウ:その時々の心の状態。気持ち。 「ちょっといやな-がした」 「さびしい-がする」
  12. 漢方で,血(けつ)とともに体内の経絡を循行する生命力の根源とされるもの。無形であるが,有形の血と一体となって生理機能全般をつかさどるとされる。 →
  13. 宋学で,「理」が万有を支配する原理であるのに対して,万物を形成する元素を「気」という。 〔「こころ」という語が精神活動を行う本体的なものを指すのに対して,「気」はその「こころ」の状態・反応など現象的な面をいう傾向が強い。「気は心」という言葉も,表面的な「気」のはたらきは本体としての「心」の表れであるという考え方に基づく〕
  14. くうき。気体。 「 気化 ・気体 ・気泡 ・気密 ・空気 ・蒸気 ・大気 ・水蒸気 」
  15. 自然界の現象。 「 気候 ・気象 ・温気(うんき)((おんき)) ・香気 ・臭気 ・瘴気(しようき) ・暑気 ・天気 ・熱気 」
  16. 呼吸。 「 気管 ・気絶 ・気息 」
  17. 漠然とした感じ。けはい。 「 気韻 ・気運 ・気品 ・気配(けはい) ・和気 ・雰囲気 」
  18. 生命力。 「 元気 ・生気 ・病気 」
  19. 心のはたらき。心もち。 「 気炎 ・気概 ・気質 ・気性(きしよう) ・気勢 ・気魄(きはく) ・気風 ・気分 ・気力 ・意気 ・勇気 」
  20. 〔5日間を「候」,三候を「気」と呼んだ〕 15日間。 「 節気 ・二十四気 」

:大辞林 第三版 (三省堂)より引用

いやぁ〜、沢山ありますね!

「気」という漢字に 大きく分けると3通りの意味がある事がわかります。

  1. 空気に代表される 「気体」を指す場合
  2. 電気に代表される 「エネルギー的なもの」を指す場合
  3. 気持ちに代表される 「心」を指す場合です。

日本では大抵 「病は気から」の「気」の意味を 3の心の意味だと捉えて

「病気になるかどうかはその人の心の持ち方次第」という意味だと思っている方が多いかと思います。

「気合いダァ〜〜!」「 気合いで勝てる!」「 気合で病気なんかやっつけられる!」と言うようにいわゆる精神論ですね。

でも漢字の本家本元の中国では、 「気」はエネルギーそのものであり、「気体」や「心」の意味が 本質とは考えておりません。つまり上記の2番目の「気はエネルギー的なもの」という意味で捉えています。

中国には 「万物の基は気である」 という概念があるのです。

古代中国の人々は、 エネルギーが物質に変換できることを 感じとっていたのでしょうか。

気というのは万物のもととなる エネルギーをもっています。

「気」には 陰と陽という2つの要素があり、 宇宙にあるすべてのものを 形づくっていると推定し、 世の中のすべてを解明してきたのです。

中国の自然哲学思想として よく知られている陰陽五行説や、

漢方医学で大切にされている 気・血・水の考え方も

「万物のもとは気である」

という概念から生まれた思想です。

五行説とは、 万物は(木・火・土・金・水)の 5種類の元素からなるという考え方で、

方角や色など、あらゆるものに 五行が関係すると記しています。

五臓六腑という 人間の体内を表す言葉がありますが、 この五臓(肝・心・脾・肺・腎)も 五行が配当されているのです。

気・血・水とは、 人間の体を循環して体全体に エネルギーを行き渡らせている3要素です。

万物を形づくっている気を、 気(実体のないもの)と血、 水(血液以外の体液)に分けて考えたもので、

この3要素がバランスよく 体内を流れることにより 健康が維持される、というのが 漢方医学の基本的な考え方です。

要するに、人間の体もすべて 気からできているというのが 中国医学や漢方医学の考え方になっております。

気が正常に作られて 正しくめぐっている状態が正気(せいき・しょうき)すなわち健康であると。

この気が病むのが病気。

これこそ「病は気から」の語源になります。

気やエネルギーって普通は 「目に見えないものです」が 感覚としては感じることありますよね。

「健康」であること= 正気(氣が正しい状態)である事。

「氣」を意識して過ごしてみませんか?

「五月病」も何のその? それこそ、楽しいことをイメージして あるいは今月の過ごし方を新たに計画してみては? いかがでしょうか?

体と心は密接に関わっております。

自分自身がわからなくなったり、自信がなくなるといった感情は疲れていて氣が落ちている時にわいて来ます。

睡眠、栄誉のバランス、適度な運動も、もちろん必要ですが

それと共に、必要な事は自分自身の氣を上げる方法を知ることが大事です。

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